■書籍の内容 |
単に「野球を教える」のではなく
「人間育成の手段」として野球を教えた蔦監督。
現代教育がかかえるさまざまな困難の中で、
無力感や空しさを感じている、多くの心ある人々に
読んでいただけたらと思います(著者)。
読んだ方から反響続々
■畠山準《横浜ベイスターズ》
野球人生をふり返り、おおきく理解したい
池高野球が世間で評判だったというが、自分たちは必死にやっていただけでした。結果として多くの方々を鼓舞できたのは「望外の喜び」です。
高校3年間が自分にとってのたたき台、それを共につくってくれた先生の大きさを、折おりにじわあっと教えられています。
亡くなられた今、〈やっつけ本〉なんかでない、長年の積み上げ・掘り下げをまとめた本書が出されようとは!
■辻本雅史《京都大学教授・教育学》
「生きる力」教育の実践書
蔦監督の放つことばやしぐさの異彩ぶり。それに魅入られた一人の教師が、蔦さんの人と野球につきとめたもの、それは卓越した野球指導者であるよりも、苦しみ迷いながら高校生と愚直に野球に生きる教育者のすがたであった。
私は本書を、蔦さんの人と野球に教育の原点を見いだした異色の教育書として読んでしまった。本書は「生きる力」の教育の実践書にほかならない。
■著者について
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大川公一(おおかわ きみかず)
1947年、静岡県生まれ。東京大学卒。
現、成城学園中学校高等学校校長。
1979年より高校国語科教科書の編集委員(角川書店、筑摩書房)。
99年に著した『竹林の隠者 富士正晴の生涯』は朝日・毎日・東京・産経等各紙の書評・人欄で紹介された。
■目次より
蔦監督の本との出会い/さわやかイレブン/野球の師、稲原幸雄監督/
蔦リベラリズムの土壌/尾藤・箕島高との決戦/「あと一勝」の壁/
早実・荒木大輔との対決/敗北は栄光への糧/五十九歳の青春/
矛盾撞着の蔦/ノビノビ野球
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