■書籍の内容 |
相次ぐ医療ミスや医療過誤。「病気のことは医者任せ」とのんびりしていては、
自分と家族の命を守ることはできない。
事前に情報を集め、信用できる病院をさがし、
受けたい医療を受けられるよう医師と交渉していく
…そんな「賢い患者」になるために、ぜひ読んでおきたい医療エッセイ。
読んだ方から反響続々 ■栗塚 旭(俳優)
かっての土方歳三も健康が気になる年。私も今から「貯筋」します。
■田中真澄(京都・雲が畑・志明院、住職)
文三先生には三十年来、健康について何時も適切な助言をいただいています。
おかげで、賢い患者になりました。
■川中 宏(弁護士・元日本弁護士連合会副会長)
病気は、患者と医師との相互協力なしでは治せない。
それをどうつくるか。教えてくれる本がようやく出た。
■著者について
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西岡 文三(にしおかぶんぞう)
・1938年、京都市生まれ。京都府立医科大学・同大学院を卒業。
・社会保険神戸中央病院外科部長、同副院長、国立青野原病院院長を歴任後、
2003年より介護老人保健施設博寿苑・苑長として老人医学に携わる。
医学博士。
・著書には、消化器腫瘍治療マニアル(へるす出版)、アトラス消化器外科手術書(金原出版)などがある(分担執筆)。
・ 趣味は、スキー、登山、テニス、油絵。
■イラスト
よこたしぎ、渡辺 優
■目 次
第1章 良い医療を受けるために
良い医者選び3ヵ条。患者が心がけておくべきマル秘ポイント大公開
良質の医療とは/医者を評価する/患者満足(PS)とは/本当の専門は何科?
医学博士と専門医/EBMの時代/されど風邪薬
第2章 変化する治療法
時代とともに変わる治療法。「がん」も治る病気に?
キズの手当て/直腸がんと人工肛門/がん手術の今昔
手術の成功/がんの告知
第3章 患者と医者の付き合い方
いかに付き合うべきか、それが問題だ
インフォームド・コンセント/ムンテラ/賢い患者
カルテ開示/セカンド・オピニオン
第4章 医療制度と病院選び
誰のための医療制度なのか
病院の評価と選び方/「薬だけ」の診察/医薬分業と門前薬局8
門前診療所と地域医療支援病院/地域医療連携/医局制度の功罪
医療改革
第5章 医療事故を防ぐために
医療事故は、なぜ起きるのか
医療事故と合併症/医療事故に遭わないために/
健康食品という名の抗がん剤/代替医療
第6章 未来の医療
21世紀、医療はどこまで進むのか
21世紀医学の夢/カーナビと手術/ロボット手術
着床前診断/臓器移植と再生医療/再生医療センター・幹細胞バンク
第7章 「貯筋」の時代の医療と死
超高齢化で「貯筋」の時代がやってきた。死についても考えよう
老年期認知症/認知症高齢者と共に生きる社会を
廃用性症候群/尊厳死と安楽死/延命治療/人間の寿命
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